【画素数】
デジタルカメラが撮影できる画素の個数のことです。画像の縦と横の画素の個数をかけ合わせた数が画素数となります。総画素数はイメージセンサーのもつすべての画素の数、有効画素数は出力される画像に有効に使用される画素の数をあらわします。補間処理が行なわれる場合は、補間される前の画素数を有効画素数とし、補間後の画素数は記録画素数として区別しています。しかし、最近のイメージセンサーのなかには、ひとつの画素でRGBすべての信号が得られるものや、ダイナミックレンジを広げるための補助的な画素を組み込んでいるものもあり、これらの方式ではひとつの画素を3画素分にカウントしたり、補助画素の画素数もカウントされるなど、実際に出力される画素数と実効画素数表記に大きな隔たりがある場合がありますから注意が必要です。 一般的なイメージセンサーでは、有効画素数が大きくなるほど解像度が増加し、被写体の微細な部分まで解像できるようになります。しかし一定のセンサーサイズでむやみに画素数を大きくすると1画素あたりの面積が小さくなりますから、ひとつの画素が受け取ることのできる光の畳は少なくなり、撮像センサーの感度が低くなったりS/N比が悪化する原因にもなります。