【インク】
インクは、紙などに転写したり吹き付けたりして文字や画像を作り出すため、顔料や染料で着色された液状または固体状のものですが、使用機券や用紙に応じて非常に多くの種類があります。デジタルカメラ画像の印刷用としてポピュラーなインクジェットプリンター用インクだけでも通常の水溶性インクのほか、油性インク、熟で溶融させて吹き付けるソリッドインクなどあります。このうちもっとも一般的水溶性インクの主成分は、水、着色剤、浸透剤、乾燥防止剤、pH調整剤、防腐剤・防かび剤などで構成されており、単純に見えるインクもじつにいろいろな成分から構成されています。また、インクジェップリンター用インクの着色剤には染料タイプと顔料タイプがあり、インクも基本となるシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのほか、写真画質のアノンターではライトシアン、ライトマゼンタという薄い色のインクが使われる場合があります。また、最近では色域を従来よりもさらに広げるために、レッドインク、ブルーインク、グリーンインクなど原系のインクが追加されているモデルもあります。